孤独の洞窟

冴えない人間の終わらない日常

第2回 『死に至る病』

このブログにて私は何と名乗ればよいのかを考えました。

このブログでは主に日々感じている自分の生きずらさに関しての文を
書いていこうと思っているので。それに関係する名前を考えます。

今回のタイトル『死に至る病』とはデンマークの哲学者、
セーレン・キルケゴールの著作のタイトルです。

この『死に至る病』という文が気に入っていて何となく覚えていた
のでタイトルに使うことにしました。

キルケゴールニーチェと並び「実存哲学」の祖とされています。

このセーレン・キルケゴールから名前の一部を頂き、このブログ
では『キルケ』と名乗りたいと思います。

キルケゴールの研究していた実存哲学とはものすごく要約すると

『万人に受け入れられる真理より、自分自身にとってかけがえの
ない真理のほうが、自分という存在にとってはより大きな意味が
ある』というものです。

これをまた自分なりに噛み砕いてみると、
『大多数の人が良いと思っているものよりも、自分自身が本当に
良いと思っているもののほうが、自分自身の人生にとってはとても
需要なんだよ』ということなのかなと思いました。

幼少のころから自分は何だか他の人とは感性が違うのかなと思い
悩むことが多々ありました。父はアニメや漫画をバカにし、ドラマ
や映画のほうが格が上のように思っている節があり、社会の風潮で
はアニメが好きな人は人格異常者か変態と思われているととられる
ような構成をしているテレビなどもあります。

またホラー映画は偏見が多く、ホラーというだけで何だか低俗な物
として見られていると感じることもあります。

そんな中でも自分の好きな物はやっぱり好きと言える心、考えが
自分の人生にとってはとても価値があるんだよとこの『実存哲学』
を知ったときに何だか励まされた気がしました。

人生を乗り切るためには哲学も悪くないなと私は思いました。
もしこのブログを見た方がいれば哲学の入門書をてにとってみる
のも良いのではないでしょうか?

最後にタイトルの『死に至る病』とは『絶望』のことだそうです。

確かに絶望することが死に至るほどの脅威となるというのは近年の
若者の自殺率からも容易に想像できるように思えます。

私も皆さんも絶望せずに強くなくても生きてゆきましょう。